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環境への悪影響

生物が本来のエサとごみを区別できずに、誤飲・誤食する。

生物の中には、人工のごみとエサの区別ができずに、間違えてプラスチックを飲み込んでしまうものもいます。こうした誤飲・誤食を繰り返す個体は、ごみが、胃などの消化器にたまり続け、エサを食べることができなくなり、死んでしまう場合もあります。

誤飲・誤食の被害例

生き物に漁網やロープなどが絡みついて、はずれない。

生き物の中には、好奇心でごみに近寄ったり、ごみの蔭に集まる魚を食べようと近づき、ごみが体の一部にひっかかってしまうものがいます。
ごみの多くがプラスチック(化学繊維)素材のため、とても丈夫であり、簡単にはずれることはなく、人間のように手を使ってはずすこともできません。プラスチックという素材だけでなく、その形状にも注意が必要です。

からみつきの被害例

海浜植物の生育を阻害する

海岸に堆積したごみのために、海浜植物の光合成や、健全な生育が阻害されている場合があります。

海底等のヘドロ化

シート状のプラスチック(ポリ袋やレジ袋など)が海底等に沈むと、そのごみの下は、有機物が分解されにくくなり、ヘドロ化していきます。

ゴーストフィッシング

漁具や漁網が回収されずに海の中に残ると、生き物がその中に入り込んでしまい、出ることができず死亡していきます。この状態は、そのごみが移動したり回収されるまで延々と繰り返されるため、国際的にも問題となっています。

海のごみ

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