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お知らせ:米海洋環境保全団体が北太平洋漂流プラスチック実態調査船乗組員を一般公募

2012/02/27

北太平洋海域に集積している「西部および東部北太平洋ごみだまり」に漂流しているプラスチックごみ実態調査の乗組員を一般公募します。この航海の目的は、北太平洋の二つの海域で漂流プラスチックによる海洋汚染調査を行うことです。特に第2次航海では、2011年3月11日の東日本大震災で起きた巨大津波により北太平洋に流出した瓦礫の目視調査もあわせて実施します。これらの航海は、5月27日に開催を予定している国際シンポジウム「プラスチックによる海洋汚染」も含め、東京農工大学、一般社団法人 JEAN、NPO/NGOサーフライダー・ファウンデーション・ジャパン(S.F.J.)が協力しています。乗組員は、プラスチック汚染が海洋にいかなる影響を与えるかを理解し、海洋環境保全のための具体策を学ぶことができます。

主催は、米NPOファイブ・ジャイヤーズ研究所とアルガリタ海洋研究所で、有限会社パンジア・エクスプロレーションの「シー・ドラゴン号」で航海します。この航海は、海洋生物の誤飲から汚染物質の吸収から漂流モデリングの検証まで、プラスチックごみの漂流弊害に興味ある有志、科学者、ジャーナリスト、研究者にご参加いただける、またとないチャンスです。

 ファイブ・ジャイヤーズ研究所所長マーカス・エリクセン博士は「全世界から科学者、教育者、アーチスト、乗組員が実態調査に参加するのは、プラスチック汚染及び含有化学物質が、海洋生物や人体にいかなる弊害をもたらすかを理解するためです」と今回の公募目的を語っています。

アルガリタ海洋研究所のマリータ・フランシス事務局長は「本遠征の使命は、プラスチック海洋汚染の分布、分量、結末の共同調査です。 また、プラスチック起源の有毒物が海洋環境を汚染し、最終的に人体にいかに影響するのかも調査研究します。オーストラリア、イギリス、ブラジル、香港、スイス、米国からの参加が確定していますが、更に全世界から乗組員を募っており、国際色豊かな航海になることを楽しみにしております」と述べています。プラスチック海洋汚染に興味がある18歳以上の日本人有志を募ります。航海体験の有無は問いませんが、下記の参加実費(食費、大部屋、燃料、研究費、傷害保険、他)の支払い能力のある方、あるいは後援企業/団体からの派遣も受け付けます。

 北太平洋漂流プラスチック実態調査船は、2012年5月と6月の2回、遠征の予定です。
第一次航海:2012年5月1日〜23日 参加実費:9,500米ドル マーシャル諸島のメジュロ環礁から西部北太平洋循環域を航海。現在、公表データが希少なプラスチック海洋汚染量と位置を科学者と共に観測します。残り数席となっております。参加希望者は至急、ご連絡ください。
第二次航海:2012年6月1日〜30日 参加実費:15,500米ドル 日本からハワイに向けて北太平洋を航海。東日本大震災による津波起源漂流がれきが大量に観測できると予想されるため、漂流・漂着モデリングの検証にも役立つことと思います。

今回の公募主催団体は、来る5月27日、東京農工大学府中キャンパスで開催される国際シンポジウム「プラスチックによる海洋汚染」にも、協賛いたします。主催は東京農工大学環境資源科学科、共催はJEAN。海鳥によるプラスチック取り込みの現状、化学物質の野生生物への影響など、最新の知見を日本及び北米の科学者が発表します。主催大学の高田博士は、「海洋プラスチックに含まれる化学物質とその海鳥への移行」を、ファイブ・ジャイヤーズ研究所のエリクセン博士は、上記第一次航海による西部北太平洋循環に形成される「西部北太平洋ごみだまり」の調査結果を発表します。

遠征参加、協賛については、下記までご連絡ください。
アルガリタ海洋研究所
Jeanne Gallagher(ジーン・ギャラガー)宛
電話:+1 562--598--4889
Eメール:opsadmin@algalita.org

ファイブ・ジャイヤーズ研究所
www.5Gyres.org
米ロサンゼルス市を拠点に、研究、教育、地域社会活動を通じて環境改善を目指す非営利団体です。世界の海洋に遠征し、講義、出版物、移動展示でプラスチック海洋汚染への認識を高める活動をしています。 亜熱帯循環5カ所に7回の遠征を成功裡におさめた実績があります。 今後の実態調査遠征や展示会など、詳細は下記までのお問い合わせください。
電話:+1 323--395--1843
Eメール:info@5Gyres.org

アルガリタ海洋研究所 
www.algalita.org
米ロングビーチ市に拠点を置き、研究、教育、環境修復などで、海洋環境と流域保護に取り組む非営利団体です。プラスチックによる海洋汚染の分布、量、弊害と、海洋と人体に及ぼす可能性のある毒素など、有害物を調査します。 科学者や一般市民、官民連携で、プラスチックによる海洋汚染を除去し、健全な海を取り戻すことが目的です。 2011年7月の北太平洋亜熱帯循環遠征に引き続き、今回の公募は研究所2度目の試みです。 詳細は下記までお問い合わせいただくか、ウェブサイトをご覧ください。
電話:+1 562--598−4889

(有)パンジア・エクスプロレーション 
www.panexplore.com
探査、教育、保全活動で、危機に瀕する海洋環境の保護活動をする有限会社です。保護科学、コミュニケーション、教育、アートや、政策指導の新世代リーダーを育てることが使命です。 詳細はウェブサイトをご覧ください。

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