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'10 海ごみサミット・東京会議

東京都衆議院議員第二議員会館で開催 2010年11月2・3日

主催 一般社団法人JEAN
助成 地球環境基金
協賛 フィリップ モリス ジャパン株式会社
協力 NPO法人パートナーシップオフィス、NPO法人プロジェクト保津川,NPO法人全国水環境交流会,NPO法人荒川クリーンエイド・フォーラム
後援 東京都,環境省,国土交通省,水産庁,海上保安庁,外務省,(財)日本離島センター、全国離島振興協議会、日本沿岸域学会、漂着物学会、全国町村会、全国市町村水産業振興対策協議会、NOWPAP

 今回の参加者は100名弱、1日目には[海岸漂着物処理推進法]の制定等に関わられた国会議員の方々の出席もありました。また北海道、静岡、鹿児島、大阪、千葉、香川などから、クリーンアップキャンペーンにご参加いただいているキャプテンも多数出席され、会場のあちこちで「初めまして」の挨拶が聞こえました。内容は,国内外各地での実践事例や、最新のCBD COP10における海洋分野の成果報告まで盛りだくさんであり、閉会後も廊下などで熱心に討議の続きを語り合う姿が見られました。なおこれまで主催地の深刻な漂着ごみの現状を参加者・関係者で共有する意図で実施されてきました海岸でのクリーンアップは行われませんでした。

11月2日

衆議院議員第二議員会館 多目的会議室

11月3日

スター研修センター小伝馬町

 8回目となった海ごみサミット・東京会議では、昨年7月に『海岸漂着物処理推進法』が施行されて以来の海洋ごみ対策の推進状況や、法の規定に則って対応を進めていく上での課題などを共有し、再来年の見直しに向けた討議を行うことをテーマのひとつに選びました。
 会議に先立って、全国の47都道府県の海岸漂着ごみ担当課に対策推進状況に関するアンケートへの協力をお願いし、45の都道府県からの回答を得て、その結果をまとめた調査報告書を討議の資料としました。アンケート調査の結果からは、法律ができてからの1年半で、比較的進んでいる対策と、着手が大変遅れている対策などの現状が明らかになりました。
 都道府県の担当課のみならず、海洋ごみ問題に関心をもち、対策を進めたいと願っているすべての関係者の大きな関心事項は、平成23年度以降(法律施行を見越して、都道府県の申請に基づいて配分された地域グリーンニューディール基金の終了後)の予算措置です。関係省庁に問いかけても、2年後の予算措置について明言できるはずもありませんが、現在のGDN基金の配分方法や使われ方への批判や、法律に明記されながら実際にはなんら支援の及んでいないJEANを始めとする市民セクターへの対応についての意見などが活発に交わされました。
 韓国のOSEANからは、政府に提案して作成した漁業者を対象とした環境教育教材とその活用について発表があり、日本国内の対策の中でも特に遅れている分野の先進事例として注目を集めていました。タイのグリーンフィンズ・アソシエーションの発表では、海ごみに対しての市民の意識向上を目指し、さまざまなプログラムやコンテストなどを展開していることが伝えられました。美術学校の学生を対象として行われたコンテストの優秀作のビデオクリップなども紹介されました。JEANのMALIPのサイトからご覧いただけます(英語版)。今後、日本語版のDVDをJEANで作製の予定です。
 国内からは、亀岡市とプロジェクト保津川の取組み、アジア3R推進市民フォーラムの活動、まち美化活動の現状、そして名古屋で開催されたCBD COP10の海洋に関する事項と今後の海洋ごみ問題との関係性など、多くの事例紹介がありました。

活動

ICC

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